いつも音楽がかたわらにあった


どんな芸術でもいい。 

心から感動した、魂を震わされた、 

人生を救われたことのある人間なら、 

当たり前のように分かり合える感覚があると思う。 


その体験をしたことがない人からしたら、 

「そんなもの必要ないでしょ」

 「あなたの独りよがりでしょ」 

で片付けられてしまう。 


音楽への想いを語り始めたら涙が止まらなくなるような僕に、

 そんな冷たい言葉を浴びせる人が、確かにいる。 


目に見えない、でも、心揺さぶるあの感覚ではなく、 

数値とか、学歴とか、キャリアとか、受賞歴とか、知名度とか、費用対効果とか、 

そういう表面的なものでしか見れない人がいる。 


分かり合えないことは残念だ。 

でも、こんな僕でも、

音楽の素晴らしさを伝える一翼を担っているのだと思って、 

日々、頑張るしかない。 


目の前で聴いてくれる、一人でも多くの人に、 

音楽は素晴らしいと感じてもらいたい。 


どんな苦しい時にも、悲しい時にも、 

音楽がかたわらにあった。 


今日もまた、音楽に救われた。

 共感しあえる仲間に救われた。 

素晴らしい自然に救われた。 


僕はまた生きていける。ありがとう。

混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

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