誹謗中傷する人

現代日本の「不寛容さ」。どうしてこんなことになってしまったんだろう。


先日の魚博士さかなクンへの誹謗中傷事件にも表れる通り、難癖つけて鬱憤ばらしをするこの風潮。言われた方は多少なりとも傷つくし、すごく繊細な人もいるだけに、悲しくなる。


好き嫌いあって当然。「私は好きじゃない」と自分で思ってればいいじゃないか。なぜそれを攻撃のネタにするんだ。好きな人がいることに想いが及んでないし、その人の家族、応援しているたくさんの人、ファンまで悲しくさせる。


他人と比較したり、評価を気にすればすればするほど、僕らは苦しくなる。偉大なる先人たちに力が及ばないことなんて、自分が一番分かっている。伝わる音が生み出せている時もあれば、どうにも伝わらない時もある。だからこそ、精一杯のことをやるし、正当な批判なら真摯に受け止めるし、結果が全てなのだから、いいものになるように努力する。


分野は違えど、そうやって生きている人たちにたくさん出会え、ともに生き、切磋琢磨できていることに感謝する。支えてくれるたくさんの人たちに感謝する。


前を向いていこう。ありがとう。

混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

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