「僕は誰にも分かってもらえない」
そういう承認欲求の満たされないまま、
育ち、生きることは、
とても苦しいことである。
幼少期からそう思い続けてきた。
度重なるイジメ。
思春期になるとそれは過敏な被害妄想に発展することになる。
社会人になると、なおのこそ、それはひどくなる。
芸術の道に進んだが、
承認欲求への渇望は、
さらに鮮明になり、
ひどくなる。
「僕は誰にも分かってもらえない」
そう遺書に書いて、
自ら命を絶つ日のことを、
小学校の時から、
想像し続けている。
しかし、死ぬ勇気がないのだ。
そんな臆病な自分を、
さらに責めることになる。
その繰り返しの人生。
死ぬまでこの苦しみは続く。
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