僕は誰にも分かってもらえない

「僕は誰にも分かってもらえない」

そういう承認欲求の満たされないまま、
育ち、生きることは、
とても苦しいことである。

幼少期からそう思い続けてきた。
度重なるイジメ。
思春期になるとそれは過敏な被害妄想に発展することになる。
社会人になると、なおのこそ、それはひどくなる。

芸術の道に進んだが、
承認欲求への渇望は、
さらに鮮明になり、
ひどくなる。

「僕は誰にも分かってもらえない」

そう遺書に書いて、
自ら命を絶つ日のことを、
小学校の時から、
想像し続けている。

しかし、死ぬ勇気がないのだ。
そんな臆病な自分を、
さらに責めることになる。

その繰り返しの人生。
死ぬまでこの苦しみは続く。





混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

0コメント

  • 1000 / 1000