ツアー先でライブを主催するということ

僕のようにツアーで生計を立てている音楽家は、遠征先でライブする際、自分で主催すると、会場利用料、集客などリスクを負うことになります(依頼を受けてツアーする場合は除いて)。


住んでいる土地でも集客は大変なのに、地縁のない場所ともなるとかなり厳しい。

駆けつけてくれるファンの方もいますが、それで会場が埋まればいいけど、なかなかそうはいきません。

当然、赤字を背負うことになります。


そのため、ツアーでは、会場の企画にしていただくか、地元のどなたかに主催者になっていただき、集客面などで助けていただいています。

収益を会場や主催者の方と分けることになりますが、それでも自分で主催して赤字なることは避けられるので、できるだけその形にさせていただいています。


最終的に、いくらぐらいの出演料が手元に残るか。


それはやってみるまで分かりませんが、自分の希望額をまず設定し、

席数や主催者の取り分、フライヤー代などの経費を差し引き、

チケットの値段を決めています。


これからツアーで生計を立てようという音楽家の参考になったら幸いです。

混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

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