知らない人のライブに高い金は払いたがらない

「知らない人のライブに、チャージ2〜3000円とか、敷居が高いよね」


知り合いのミュージシャンが言っていて、
その通りだと思った。

特に僕のような自分でツアー組んでまわるミュージシャンにとって、

初めての土地、初めての会場でライブするときは、大変苦労をする。


では、「自分のことを知らない人」に、

どうやって、そこそこの料金をいただくライブに、

足を運んでもらえばいいのだろう。


以下、思いつくままに。


(1)お薦めしてもらう

知り合いがたくさんいる人に、主催者やサポーターになってもらい、「すごくいい音楽だからぜひ来て!」と薦めてもらう。お客さんを連れて来てもらう。←最も有力


(2)演奏以外の魅力的な要素を盛り込む(飲食、マルシェなど)


(3)集客力のある地元のアーティストにゲスト出演してもらう


(4)知らない人にも良さが伝わる仕掛けを考える

宣伝物のデザイン、動画の貼り付けなど


(5)行ってみたくなるような会場を選ぶ

(6)アーティスト名を前面に出さず、イベント名を前面に出す。

つまり「◯◯◯◯(アーティスト名)コンサート」にせず、

「春の音楽の夕べ」のようなタイトルにする。


(7)初めての人は割引にする。

初めての人を連れてきてくれたら割引する。

(でも、できれば料金を下げずに済む方法を考えたいですよね)


(8)お手頃価格のライブと組み合わせる。

例えば、昼に1000円のミニライブ、夜に2500円のライブを組み合わせる。
少し興味がある人を巻き込むことができるし、その人は次は2500円のライブに来てくれるかもしれない。



そして常日頃から、みんなに「知った存在」になれるように努力することだよね。


こういったことって、どんなことにも当てはまる。
食べたことないレストランで、3000円のコースを注文するのは勇気がいるもの。

自分なら…信頼する人が薦めるか、先に手頃なメニューを試すか。
そうやって置き換えると、いろいろとアイディアも見えてくる。


また思いついたらこのページに書き足していこう。

混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

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