混沌にこそ未来が

音楽で食うということ。社会。子育て。ピアニストの日々。

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自分のやってることを、事業として捉え直す

2019.01.07 07:06

昨年の今ごろにスタートした取り組みが、本日の書類提出を持って、終了した。思えば長い道のりだった。一人で小さくバンザイした。自分のやってることを、事業として捉え直す。どこにも所属せずに、自前で食べていくなら必要なこと。たとえ自分一人だろうと、音楽事務所の代表者ということになる。これ...

子どもたちにこそ新しい音楽を

2018.06.20 12:16

先日、コンサートのご依頼を受けたので、プログラム案をクライアントに提出した。1曲目は即興演奏。それは僕には外せないものだ。毎回違うピアノ、毎回違うお客さん、会場、自分。だから前もって用意したものではなくて、毎回違う状況から、自然に生まれてくるものを、自然のままに音にしたい。すなわ...

魂の自由

2018.04.15 14:14

今日のライブは、娘にゲストで入ってもらった。7歳の堂々とした様、その音楽に向かう真摯な姿勢は、大人の心を打つものがある。彼女の今日のアドリブは、今までで一番よかった。本番でそれができるのはすごい。なぜそれができるのか。それは魂が自由だからだと思う。やはり人は、なににも魂を縛られて...

芸術で食べていくのは大変だが

2018.04.10 03:27

芸術で食べていくのは大変だ。僕も、これからも演奏活動が続けられるかどうか、今年が正念場だと思っている。経済中心の社会、経済至上主義の社会で、また、ビジュアル表現が主体の文化のなかで、目に見えない、音の表現は、分かりやすい形では、必要とされていないように思える時もある。でもその存在...

命を賭して表現する人

2018.03.20 02:41

命を賭して表現する人は、その小さな小さな表現に、チラチラと青白い炎が、燃えているのを感じる。蝋燭は少しずつ溶けていく。すべて溶け、命の炎は、いつか燃え尽きる。それでも表現せずにはいられない人。命を賭して表現する人。亡き友は、そういう人だった。生きることがつらかった。でも演奏してい...

雇われずに生きること

2018.03.17 05:01

確定申告が終わった。自分が個人事業主であることを、痛烈に感じる時期である。会社や役所等の組織に雇われて働くことと、独立してフリーランス、個人事業として働くことには、大きな違いがある。僕が毎日、ピアノを練習したり、作曲したり、フライヤーを作ったり、クライアントとメールのやり取りをし...

子どもたちに向けて

2018.03.08 16:06

「子ども向け公演」「子どもも大人も楽しめる公演」の依頼が少し増えている気がする。 僕はソロ公演の場合、既存の曲を弾かないので、もちろん童謡もキッズソングも演奏しない。ピアノのインスト、しかもじっくり聴くタイプの音楽だし、即興演奏とオリジナル曲。それでも、我が子と一緒に聴...

僕は誰にも分かってもらえない

2018.02.18 11:18

「僕は誰にも分かってもらえない」そういう承認欲求の満たされないまま、育ち、生きることは、とても苦しいことである。幼少期からそう思い続けてきた。度重なるイジメ。思春期になるとそれは過敏な被害妄想に発展することになる。社会人になると、なおのこそ、それはひどくなる。芸術の道に進んだが、...

誹謗中傷する人

2018.02.13 00:28

現代日本の「不寛容さ」。どうしてこんなことになってしまったんだろう。先日の魚博士さかなクンへの誹謗中傷事件にも表れる通り、難癖つけて鬱憤ばらしをするこの風潮。言われた方は多少なりとも傷つくし、すごく繊細な人もいるだけに、悲しくなる。好き嫌いあって当然。「私は好きじゃない」と自分で...

共に生きるための経済を

2018.02.11 03:43

聴いてくれてありがとう演奏してくれてありがとうただそこに感謝があるその感謝の気持ちをお金に置き換えているだけお金のためにやっているんじゃない感謝の気持ちの交換として贈与としてお金があるこの経済中心の社会で競争の、 弱肉強食の経済の中で共に生きるために共生のための経済へシフトしよう...

地道はいいが、どん詰まりなら、変化を。

2018.02.02 06:41

小さくてシンプルなライブを、地道にコツコツやって、少しずつでもお客さんが増えて、自分の音楽が広がって、活動の幅も広がると思ってた。いや、確かにそうはなっている。でも、経済的にはどん詰まりになってきた。そりゃ独身の時と違って、家族を養う立場だから、出ていくものも多い。CDも何枚か作...

アーティストの人生はアーティストのもの

2018.01.27 04:03

僕は僕なりに、演奏のなかで模索しながら、自分にとっても聴いてくださる方にとっても幸せな時間を創ることに努めてきた。演奏する人と、聴く人の間の、すごく幸せな関係は、その場にいる僕らだけのプライベートなこと関係で、周りがとやかく言うべきことじゃない。しかし、中には、とやかく言ってくる...

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